2025年– date –
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かべのむこうのともだち
壁のむこうから聞こえるノック。それは見えない“ともだち”からの合図だった。顔も声も知らない相手とのやりとりが、ユウトに温かいつながりを教えてくれる物語。 -
きえたあくび
あくびが出なくなった世界。クラスは混乱し、ケンタはその理由を探しはじめる。“あくび”がくれた気づきとは?ユーモアとちょっとの哲学が交差する不思議なお話。 -
まちがえて届いたゆめ
知らない夢が届いた!?それは「夢の配達ミス」だった。夢を通して見知らぬ誰かと出会い、最後に優しさを返す夜の冒険。眠りのなかのやさしいファンタジー。 -
カーテンのすきまからくるひと
夜、カーテンのすきまから“誰か”がくる。でもそれはこわい存在ではなく、どこか懐かしい“もうひとりの自分”だったかもしれない。静かな対話が、心をほどく夜のお話。 -
ランドセルの中のひこうきぐも
重たいランドセルの中から見つかった、小さな「ありがとう」のメモ。それをきっかけに起こる、ちょっとずつ不思議な出来事。妖精のような“雲”との出会いが、アユミの毎日にやさしい魔法をかけていく。静かな余韻が残る、小さなファンタジー。 -
パパのかいしゃごっこ
「かいしゃってなに?」から始まった親子の“会社ごっこ”。遊びながら仕事や思いやりを学んでいく、笑いと気づきのある週末物語。 -
ママのなぞのメモ
テーブルに置かれた「なぞのメモ」から始まる、親子の小さな手紙のやりとり。声に出さなくても伝わること、文字だから伝わること——心がほんのり温かくなる親子の記録。 -
おべんとうのきろく
食べ残しが続く娘のお弁当に、こっそり記録をつけ始めたママ。見た目?味?気持ち?悩みながらも、お互いの思いに少しずつ気づいていく親子。ふだんの何気ないお弁当のやりとりに、やさしい気持ちがつまった物語です。 -
パパはなんでも知ってる?
「ねえパパ、なんで空は青いの?」「なんでおならは出るの?」次々に繰り出される子どもの“なんで”に、時には笑って、時には悩みながら答えるパパ。ユーモアとちょっぴりの感動が交差する、親子の心温まる対話物語。 -
のっぺらぼうのモテモテ作戦
モテたくて顔を描き始めた、顔のない妖怪・ノッペリ。でも、失敗ばかり……。そんな彼が気づいた「本当の顔」とは?外見じゃなく、行動や心で伝わるものがある——笑えてほっこりする妖怪ハートフルストーリー! -
オオカミと3びきのコックさん
料理が大好きなオオカミ・ガルガルと、ドジな3人のコックがくり広げる、笑えておなかがすく物語。誤解されていたオオカミのやさしさと、おいしい料理が村の人たちの心をとかしていきます。ドタバタ修行の先に生まれた味とは……? -
ぬりかべのひみつのアルバイト
驚かせる仕事に飽きられた妖怪ぬりかべが、ひょんなことからアルバイトを始めることに!黒板、壁、迷路……どこに立っても存在感バツグン!?でも意外と人の役に立ってる?笑えてほんのり心温まる、ぬりかべのユニークな日常物語。 -
ネコと消えたアイスクリーム
人気アイスが消える事件発生!名探偵ネコのニャーロックが調査を開始するも、手がかりはハトの足あと!?消えたアイスの真相とは……。おじいちゃんタヌキ、子ネズミのポコ、そして思いがけない新商品の誕生。最後にはちょっとした秘密も?ユーモアたっぷりのアイス事件簿! -
おかしな手紙配達人
字が読めないのに郵便配達員になったリスのチョロスケ。毎回の配達ミスが、なぜか町に笑いと幸せをもたらします。やがて届いた謎の手紙をきっかけに、チョロスケは大きな一歩を踏み出します。 -
ひっくりカエルの大発明
なんでも逆さに考える少年・カエルくんが作った「ひっくりカエルマシン」。その発明が巻き起こす町の騒動と、そこから見えてくる“普通”の裏側とは? -
嘘を聞く家
村はずれの家では、嘘をつくと声が響くという言い伝えがあった。ある少年が確かめに行ったその夜——。 -
夜の来客
インターホンが鳴る時間じゃなかった——。その音の主は、人ではなかったのかもしれません。 -
帰らない廊下
放課後の学校で、何度歩いても同じ風景が続く廊下があるという噂を聞いたことはありますか? -
扉の向こうの鏡
夜の校舎で鏡のある扉を開けた先に、誰かが立っていたという話を聞いたことはありますか? -
まほうの石
山奥の村で少年タケルが見つけたのは、願いをひとつだけ叶える「まほうの石」。けれど彼はそれを使わない選択をしました。その決断が、村に思いがけない優しさと変化をもたらし、まるで魔法のような日々が広がっていきます。 -
とけいの森
「とけいの森」で感じる時間の流れを通じ、謝る勇気と心の動きを取り戻すトモの成長の物語。 -
ともだちの順番
「ともだちの順番ノート」に気持ちを書き留めることで、そのときどきのいちばん近い友達に気づき、本当の友達の意味を考える物語。 -
にじいろのかがみ
他人に気持ちの色が映るという不思議な鏡を通して、自分と他人の心の色を知り、言葉にする大切さを学ぶ物語。 -
カミナリのしっぱい
大切な「音の玉」を落としたカミナリ様が、幼いミオと出会って音の意味を知り、やさしく響く雷の音を取り戻す不思議な物語。 -
見えない手紙
年老いた郵便配達員・源さんが宛名も差出人もない「ありがとう」の手紙を神社に置くと、それが村の風習となり、心のつながりを運ぶ物語。 -
にわとりを逃がしたのはだれ?
学校の動物小屋のにわとりが逃げてしまいました。「きっと○○だ!」と決めつける声が広がる中、本当のことはまだ分かっていません。だれがどうすればよかったのか、子どもたちの行動を見つめます。 -
ひろった500円
学校の帰り道、たけしは500円玉をひろいます。とどけようか、自分のものにしようか、友だちと話すうちに気持ちはゆれはじめます。 -
うそをついた日
りんちゃんは、おともだちとの約束を忘れてしまい、とっさに「お母さんに止められた」とうそをついてしまいます。うそを守るか、ほんとうを言うか、りんちゃんの心が揺れ動きます。 -
「たすける」ってなんだろう?
学校へ向かう途中、たろうくんはひとりでブランコの前に立っている女の子に出会います。 「ここで待ってろって言われたの」と話すその子を残して学校へ行くか、見守るか──。 その選択に迷う、たろうくんの小さな決断の物語。 -
カラスの恩返しは、本当の恩返し?
困っていたカラスを助けた少年。数日後、そのカラスが“恩返し”にやってきた。でも、そのお礼の方法は少し変わっていて……。
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